PAT.P
センサデバイスの特徴
- 150mm 黒球換算値を出力。
- 黒球温度以外に、気温・湿度も計測。
- 暑さ指数(WBGT)を算出、提供します。WBGT 値は、屋内用と屋外用の両方を算出。
- 設定値は内蔵FlashROM に記録されます。電源投入度に再設定する必要はありません。
- 計測値などの授受は、シリアル信号出力で出力可能。最大通信速度は38,400bps。
- 計測値のみを取得できる簡易コマンドと、様々な状態値や設定値を取得・設定可能な詳細操作コマンドの2種類を搭載。
- 周期的な計測値自動出力も可能。
主な特徴:様々な値を算出し提供します
実センサから、演算で算出可能な値を複数計算し、提供します。
黒球は10mm球を使用しており、JIS規格の標準黒球15cm球に対して、1%程度の占有容積の小型検出部です。
従来は設置が困難だった場所への設置が可能です。
アプリケーション
- 脱炭素社会の実現に向けた、省エネ運転用の状況把握センシングとして
- 工事現場や工場での、作業員の健康管理に
- 運動環境の適正把握に
- その他、熱中症予防、熱ストレス管理のアプリケーションに
外形図
仕様
型式 | BGT-X17-ONE |
方式 | 黒色球体内 温度計測式 |
測定範囲 | 黒球(輻射熱):-20~70℃ 気温:-20~70℃ 湿度:0~100%RH |
測定誤差 | 黒球(輻射熱):±0.2 ℃ 気温:±0.2 ℃ 湿度:±2 %RH ※いずれも、検出素子の精度になります。 ※本モジュールの組込方法が精度に影響を与える事があります。 |
応答性 | 約6分 (T90 参考値) |
電源入力 | 3.5~5V の安定化電源 |
消費電力 | 3.3V 供給時: 18mW(参考値) 5V 供給時: 24mW(参考値) |
計測値出力 | シリアル通信 出力項目:気温、湿度、黒球温度、WBGT 値、絶対湿度、露点温度、湿球温度 ボーレート:9.6~38.4kbps/ストップビット 1/パリティなし/フロー制御なし。 送信モード:定期的送信モードと、コマンドによる双方向通信モードを利用可能。 信号レベル:3.3V CMOS レベル |
使用環境 | 0~50℃ 20~90%RH 結露および水滴付着の無き事 |
大きさ | 18.5mm×40mm×10mm |
補足 | ※本品は、屋内での使用を前提としています。 ※仕様・外寸は、改良の為予告なく変更する場合があります。 ※JIS B7922 クラス2相当の計測能力を持ちますが、黒球サイズが規格外となります。 |